WordPressの投稿・ループ内で投稿IDを出力・表示するthe_ID()を極めてみようかと思います。
目次
the_ID()について
「the_ID()」は投稿およびループ内で投稿IDを出力・表示するためのテンプレートタグで、「echo」を併用する必要はない。投稿IDを変数などに渡したい場合には「get_the_ID()」を使用する必要があるので注意すること。
the_ID()のパラメータについて
「the_ID()」にはパラメータがない。
the_ID()の使用可能な場所
「the_ID()」はループ内で使用可能となっており、通常の投稿やアーカイブページで表示させる投稿一覧内などで使用できる。
the_ID()の使い方
「the_ID()」にはパラメータがないので、単体で使用する。前述したが出力する機能を有しているので、投稿IDを変数などに渡したい場合には「get_the_ID()」を使用する必要がある。
the_ID()で投稿IDを表示させてみる
まずは単純に投稿IDを表示させてみよう。試しに「echo」も含ませたコードも試してみよう。実行したコードは下記の通り。
この記事の投稿IDは「<?php the_ID(); ?>」です。<br>
この記事の投稿IDは「<?php echo the_ID(); ?>」です。
この記事の投稿IDは「6」です。
この記事の投稿IDは「6」です。<br>
この記事の投稿IDは「6」です。
上記のようにテンプレートタグに「echo」は含まれているが、もし間違って「echo」併用しても特にエラーも出ずに出力さるのが確認できた。
the_ID()の応用例
下記のように投稿もしくはアーカイブページなどのループ内で使用すれば、任意の投稿IDを有している部分をスタイルシートで装飾したり、Javascriptで処理さえたりすることができる。
<div id="post-<?php the_ID(); ?>" class="post-style-<?php the_ID(); ?>">
</div>
<div id="post-6" class="post-style-6">
</div>
まとめ
これで「the_ID()」のテンプレートタグについてお極めいただけたのではないでしょうか。表示・出力させたい場合には「the_ID()」を使用し、投稿IDを変数に入れ、それを条件などにし何か動作させたい場合には、「get_the_ID()」を使用するということを覚えておこう。