SQLの基本コマンド:SELECT文の使い方

「SELECT」文は、データベースからデータを取得するために使用されます。基本的な使い方は、「SELECT」に続けて、取得したいデータの列を指定し、「FROM」に続けて、どのテーブルからデータを取得するかを指定します。

「SELECT」文の構文は次のようになります。

SELECT * FROM users;

この文では、「*」を指定することで、テーブル内のすべてのカラムを取得することができます。また、特定のカラムを取得する場合は、カラム名をコンマで区切って指定することもできます。

サンプル出力:

idnameemail
1Johnjohn@example.com
2Janejane@example.com
3Joejoe@example.com

「SELECT」文には、さらに複雑な条件を指定することもできます。例えば、特定のカラムだけを取得したい場合は、「SELECT」の後にカラム名をカンマで区切って指定します。

SELECT name, email FROM users;

この例では、「users」テーブルから「name」と「email」カラムだけを取得します。

サンプル出力:

nameemail
Johnjohn@example.com
Janejane@example.com
Joejoe@example.com

また、「WHERE」句を使用することで、特定の条件を満たすデータのみを取得することもできます。

SELECT * FROM users WHERE name = 'John';

この例では、「users」テーブルから「name」が「John」の行だけを取得します。

サンプル出力:

idnameemail
1Johnjohn@example.com