CentOS使いの皆さんに向けて今回は、CentOS7にGoogle Chromeを簡単にインストールする方法を紹介する。この方法なら数分でインストールできる。
目次
はじめに

CentOSにはデフォルトではFirefoxがインストールされてるが、WEB開発環境などにはやはりGoogle Chtomeもインストールしておきたいところ。CentOS7であればコマンドで簡単にインストールできる。
CentOS7にGoogle Chromeをインストール
準備
まずはターミナルを開いてルートユーザーに切り替える。
su
Google Chromeリポジトリを追加
次にGoogle Chromeリポジトリを追加するので下記のコマンドでrepoファイルを新規作成する。
vi /etc/yum.repos.d/google-chrome.repo
作成したrepoファイルに下記のリポジトリ情報をコピーして貼り付ける。
[google-chrome]
name=google-chrome
baseurl=http://dl.google.com/linux/chrome/rpm/stable/x86_64
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=https://dl-ssl.google.com/linux/linux_signing_key.pub
CentOS 7にyumコマンドでGoogle Chromeをインストール
次に下記のコマンドを実行してインストールする。
yum install -y google-chrome-stable
もしベータ版をインストールしたい場合は下記のコマンドでインストールする。
yum install -y google-chrome-beta
もしエラーが出たら
エラー: パッケージ: google-chrome-stable-66.0.3359.181-1.x86_64 (google-chrome)
要求: libappindicator3.so.1()(64bit)
もしyum installで下記のエラーが表示されたら下記のコマンドを実行して不足しているものをインストールし、再度インストールのコマンドを実行する。
yum install epel-release
yum install libappindicator-gtk3
CentOS7にインストールしたGoogle Chromeを起動させる
無事にインストールが完了すれば、メニュー内かアプリランチャ内にGoogle Chromeのアイコンが表示されているのでクリックして起動させよう。

また下記のコマンドでもCentOS7にインストールしたGoogle Chrome起動させることができる。
google-chrome
ベータ版のGoogle Chromeをインストールした場合はこちらのコマンドで。
google-chrome-beta
まとめ
これでめでたくCentOSにGoogle Chromeをインストールすることができた。しかし筆者的に現在でははGoogle ChromeよりもFirefox推しである。以前のものとは比べられないほど高速化し、またトラッキング防止の機能もついており実用的なブラウザとなっている。
