CentOS7にAtomエディタを簡単にインストールする方法

CentOS7にAtomエディタを簡単にインストールする方法

はじめに

Atom

今回は、CentOSにAtomをインストールする方法をご紹介。以前に「UbuntuにAtomをたったの3行でインストールする方法」を紹介しましたが、Ubuntuではコマンドでのインストールが手っ取り早かったですが、今回紹介するCentOSにAtomをインストールするにあたって初めはGUIで進めていく。

ちなみに今回はCentOS 7のバージョンを対象としている。

Atom公式サイトからインストールパッケージをダウンロード

まずは公式サイトにアクセス。

トップページにアクセスすると下図のようにCentOSで採用されているRPM(アールピーエム、RPM Package Manager)のダウンロードボタンが表示されているのでクリックしてダウンロードしよう。CentOS内のブラウザからアクセスした場合にこのような表示になる。他のOSからアクセスするとそのOSに合ったインストールファイルなどが表示されるので気をつけよう。

Atom - トップページ

するとダウンロードを促すダイアログが表示されるので「ファイルを保存する」を選び「OK」をクリックしてダウンロードする。

Atom - ダイアログ

ファイル容量は135MBほどあるのでダウンロードされるまでしばらく待とう。

コマンドでAtomをインストール

Atom - インストーラー

このようにダウンロードフォルダにインストールされるが、これをダブルクリックしたところでインストールはできないので、あとはコマンドでインストール作業を進めていく。

ダウンロードした場所へ移動する。

cd Downloads/

次に「yum」コマンドを使ってインストールする。

yum localinstall atom.x86_64.rpm

もし「このコマンドを実行するには root である必要があります。
」のようなエラーが表示されたら「sudo」で実行すれば良い。

sudo yum localinstall atom.x86_64.rpm

途中、これで良いかと聞かれるので「y」を入力しインストールを進める。

Is this ok [y/d/N]: y

無事にAtomエディタがインストールが完了すると下記のように表示される。

完了しました!

CentOSでAtomを起動

インストールしたAtomを起動させるには下記のコマンドを実行します。他のアプリケーションのようにアイコンファイルとかないのでご注意を。

atom

Atomの起動時にでるエラーを回避する

インストールしたてだと下記のようにスペルチェック機能のエラーが表示される。これは日本語環境では対応していないから。

Atom - エラー

回避手順

まずメニューの「Edit」内にある「Preferences」を選び「Settings」を表示させる。

Atom - エラー

次に、「Settings」が表示されたら「Packages」を選び、「spell」と入力すると「spell-check」の「Core Packages」が表示されるので「Disable」をクリックする。

Atom - Packages

これで起動時のエラーは表示されなくなる。

まとめ

いかがでしたか。CentOS7でも簡単にAtomをインストールできましたね。ただ、なんかもっさり感がある感じを受けますが、自分の環境が非力なだけなのかもしれません。ちなみに筆者は「Atom」から「Sublime Text」ときて、今は「Visual Studio Code」をメインに使うようになってます。

Atom