はじめに
前回【第1回】GCPの無料枠でdev.toなみの爆速Wordpress環境を構築する(爆速は正義)では大まかな手順と成果について紹介したが、今回【第2回】GCPの無料枠でdev.toなみの爆速Wordpress環境を構築する(Freenomでの無料ドメイン取得編)では構築するにあたってすべて無料ということもひとつの目的にしているので「freenom 誰でも利用できる名前」を使って無料ドメインを取得していこうと思う。が、すでにドメインを持っているならこの項目は無視してもいい。
また、ドメインを取得してから実際に使えるようになるまで数時間、長ければ一日ほど時間がかかるので、今回の無料でdev.toなみの爆速Wordpress環境を構築を実施する場合、先にこの処理を進めておこう。
ちなみに無料のドメインサービスなのでサービスがfreenomの都合で休止する可能性もあるのでテスト目的で短期的に使用するのであれば問題ないが、長期的な使用を目的とするのであれば、有料ドメインの取得をオススメする。
WordPressで使う無料ドメインをfreenomで取得する
freenomでドメインを取得するにあたってのデメリットとしてドメインの種類が限られること。無料なので仕方がない。無料で取得できるドメインは、.tk .ml .ga .cf .gq の5種類から。
では、freenomでのドメインの取得方法を。
freenomで無料ドメインを登録
まず、freenomにアクセスし、サインインしよう。

上部メニューから「サインイン」をクリックし、サインイン画面に入ろう。

Googleのアカウントがあれば簡単にアカウントを作れる。
freenomで無料ドメインを取得

アカウントを作成しログインすれば、上部メニューに「Services」があるので、そこから「Register a new Domain」に入ろう。

すると取得したいドメインを入力する画面にかわるので、ここに取得したいドメインを入力する。
「free-wordpress」というドメインを取得することにした。

「free-wordpress」と入力し確認ボタンをクリックすると上記のように .tk .ml .ga .cf .gq の中から空いているドメインのリストが表示されのでお気に入りのものを選び「Get in now!」をクリックしよう。

すると「Get in now!」が「Selected」に変わるので、上部にある「Checkout」をクリック。

次に更新期間を設定する画面にかわるので、無料枠での最長更新期間にあたる「12 month @ Free」を選び「Continue」をクリックする。12ヶ月後に手動で更新することを忘れないようにしよう。

チェックアウトのページに移るので、「I have read and agree to the Tearms & Conditions」にチェックを入れ「Complete Order」をクリック。

すると上記のように注文完了の画面が出てくるのでこれで独自ドメインが取得できた。
実際にドメインを使うにはネームサーバーやDNSレコードの設定が必要となるので、設定方法については、後の工程で解説する。
まとめ
こんなに簡単に無料でドメインを取得していいのだろうかという後ろめたさもあるが、ドメインは高いものでもないので、普通に有料で .com や .net のドメインを取得してもいいだろう。
次回【第3回】GCPの無料枠でdev.toなみの爆速Wordpress環境を構築する(Google Cloud Platform編) では、Google Cloud Platformのインスタンスを立ち上げていく。