WordPressを高速化・高速表示させるためにいろいろ自分なりに研究した結果、構築したのがこのサイトであります。データ構造においてもしっかりSEO対策も施してるので、ねらったキーワードでもそこそこ上位にぽんっと上がってきてます。そんな当サイトの環境をご紹介させていただき、みなさんのWordpressライフにお役に立てればと思います。
目次
高速表示させるためのWordpress環境
WordPressのSEO対策については、また今度にして今回はWordpressを高速表示させるために、どのような環境を構築したかをざっくりと晒してみたいと思います。とりあえず先にGTmetrixでの計測値をお見せします。
GTmetrixでの計測結果
先に計測方法ですが、純粋にWordpress本体の表示速度について図りたいので、計測時に広告表示(Google Adsnse)とGoogle Analyticsのスクリプトは計測から除外し、また、日本からの測定値に近くなるように、測定場所を香港に設定していますので、その点はご了承くださいね。
では、じゃじゃじゃじゃーんといくつかの投稿ページの結果を




GTmetrixでの計測値
PageSpeed Score : A(100%)
YSlow Score : A(95 – 96%)
Fully Loaded Time : 1.2 – 1.3s
はい、「PageSpeed Score」はすべて100%!! 「YSlow Score」も95%から96%と好結果。そして読み込み速度も1.2 – 1.3sと、ほぼ「1秒」。実はサイト上で「Font awesome」を使用していて、もし「Font awesome」を使用しれなければ、
0.5秒台っていう。。。でも、どう対策したらいいのかわからず、そのまま。

赤囲み部分は「Font awesome」の読み込み分。それがなければ、青線の0.5秒台になるはず・・・。
サーバーはConohaでKusanagi
まずサーバー環境は、Wordpressの構築でもよく使われている「ConoHa + Kusanagi」です。定番っちゃ定番ですね。「ConoHa」も一番安いのですね。とりあえず、アクセス数がそんなになければ、これらの環境で十分でしょう。やっぱ「Kusanagi」はめっちゃ速いですね。
ちなみにKusanagiの設定は
nginx
php7
fcache on
bcache on
で設定しています。
CDNは無料のCloudflare
CDNは、こちらもド定番の「Cloudflare」を使用。たまに止まるようですが、今のところ、自分のサイトではCDNが止まったのを確認したことがないですね。最近はずいぶん安定しているのかな。。。速度だけじゃなくサーバーの負担も減らせるからCDNはかましておいたいいと思います。
高速表示させるためのWordpressの環境は・・・
先程まではサーバー環境の話題でしたが、ここからはWordpressについて。
いくらサーバーが速くても、Wordpressのテーマやプラグインなんかが足をひっぱるようでは、「PageSpeed」や「YSlow」のスコアも悪くなり、はたまた、読み込み速度も遅くなります。
なのでテーマとプラグイン選びは慎重にし、不必要な機能は増やさないように心がけるのが大切ですね。
WordPressのテーマは「Beans」を使用
以前に「WordPressのテーマフレームワーク「Beans」が超おすすめ!」でも紹介したことありますが、Wordpressのテーマ(フレームワーク)は「Beans」が革新的に素晴らしいです。
このサイトもテーマフレームワーク「Beans」をカスタマイズして構築しており、この「Beans」のおかげで「SEOフレンドリー(狙ったキーワードでページが上位に来る!)」「軽量化(リクエスト数が抑えられる)」「高速(ページ読み込みがめっちゃ速い)」と、様々な恩恵が受けられます。ただネックなのは、カスタマイズ方法が独特で、おまけにドキュメントや出回ってる情報がほぼ英語のみっていう。。。
時間があれば当サイトでも「Beans」カスタマイズ方法を紹介していければと思います。たぶん。。(だって時間がない。。。)
でも、めっちゃおすすめです!!
高速表示させるためのWordpressのプラグインは・・・
基本として、必要以上にプラグインを使わないこと。そして、使うとしても軽量または高速に動作するものを選ぶこと。下記のものは「高速表示」させるために利用しているプラグインのみ選出して紹介しています。なので、バックアップやSEOなんかのプラグインは今回は得意ふれてません。
ちなみに高速表示させるためにキャッシュ系のプラグインは使っていません。
Disable Emojis
まず絵文字を使うことがないので、絵文字の機能をカットします。これだけでも読み込み速度が分からないくらい少し速くなります。でもこのような積み重ねが大事!
EWWW Image Optimizer
画像軽量化のド定番のプラグインですね。これ入れて有効させてるだけで画像軽量化と「PageSpeed」と「YSlow」のスコアアップが望めます。必ず入れておこう。
Simple GA Ranking
人気記事を表示させるのに「WordPress Popular Posts」が有名ですが、これめっちゃ重たいんです。なので、使わないほうがいいです。本当に。
で、代わりに使ってるのが「Simple GA Ranking」です。Google analyticsからデータを取得して人気記事を表示させるので、データベースなどへのアクセスなんかなく非常に軽量に動き、「WordPress Popular Posts」と較べて、サーバーへの負担を劇的に減らしてくれます。
まあ、ちょっと設定が面倒くさいかもだけど、最初に一回すればいいだけなので、面倒くさがらずに初めから「Simple GA Ranking」を使うことを勧めます。
SNS Count Cache
ソーシャルシェア数の表示に使っているのが「SNS Count Cache」。非同期で動作し、ある時間になったらバックエンドでシャア数を調べてキャシュしておいてくれるので、表示が軽量。いっとき「SNS Count Cache」だとFacebookのシャア数を取得できないとあちこちで話になっていたけど、今はちゃんと動いているよう。
管理ページで、どのページがどれくらいソーシャルメディアでシャアされてるか一覧で見られるので、それも便利。
まとめ
みなさん、いかがでしたか。現状稼働している環境に上記のものを、そのまま採用するのは難しいですが、プラグインだけでも変更すれば、みなさんのWordpressの環境も多少は速度アップができるんじゃないでしょうか。また、サーバー選びも含めて初めから構築するんだ!という方がいれば、上記のものをそっくりそのまま構築すれば良い結果がでるはずですよ!!
何度もしつこいですが、WordPressのテーマフレームワーク「Beans」が最高です!!そのうち当サイトでも詳しくカスタマイズ方法を紹介できればなと思っています。
ではでは!!