WordPressのテーマフレームワークである「Beans」を紹介しようと思いますが、サイトを始めようと思い立ってから、サイトを開始まる一年もたってしまいました。
その主な理由として、サイトのデザインや作業効率の追求に力を入れすぎたこと。どんだけ準備に時間かかってんだよって話ですが、さすがそれだけ時間かけた甲斐あって、Wordpressの素晴らしいフレームワークにも出会いました。その名は「Beans」です。 当サイトのテーマはIconic Oneに変更しました。(2018年4月)
初回は、そのテーマフレームワークである「Beans」について話したいと思います。
目次
WordPressのテーマワークフレーム「Beans」ってなに?
「Beans」は、Thierry Muller氏によって作られたWordpressのテーマフレームワークで、オープンソースでかつ無料で利用できます。
通常のフレームワークやテーマと何が違うのかというと、他のものに比べ、圧倒的に「軽量」であるということです。そして、レスポンシブに対応はもちろんですが、設計思想があの「Genesis」と共通しているところがあり、少々癖があるけど、拡張性が非常に柔軟で、自分でカスタマイズするのに苦がない人には、心底から惚れてしまうフレームワークとなっていますよ。
「軽量」「SEOフレンドリー」「拡張性・柔軟性」が「Beans」フレームワークの大きな特徴!
先ほど述べたように、この「軽量」「SEOフレンドリー」「拡張性・柔軟性」が半端ないです。なので、今回は、この3点に絞って、お話しさせてもらえればと思います。カスタマイズ方法については、また何度かに分けて書いていく予定です。
ページ表示するたびに実感できる軽量感!
もちろん、このサイトも「Beans」を使って構築しています。ちょこっと色々ページを渡り歩いて見てください。ほぼつまりなく次々にページを表示できると思います。サーバーの環境としては最近では定番の「KUSANAGI」で「nginx」「php7」を設定し、CDNでは、「cloudflare」を採用していますが、Wordpressのプラグインでキャッシュ系は全く利用していません。
なのに、この速さ!

この速さのポイントとしては「リクエスト数」が圧倒的に抑えられるよう設計されている事です。ページ内に利用されている画像や、アクセス解析、広告で使用されるjavascriptを除けば、たったの5リクエストに抑えられています。たったの5リクエストですよ。
「Stinger」?「Simplicity」?何それ美味しいの?「Beans」は美味しいよ!
日本国内でSEOに重点として開発され、よく利用されているのが「Stinger」と「Simplicity」ですよね。他にも出て来ていますが、これらのテーマはやはり重いです。どうしようもないくらい重くなって来ます。
でも、先に言っておきますが、「Beans」は、SEOフレンドリーとうたっていますが、これらの2つテーマと比較すると、構造的には、少々劣っています・・・。
がしかし、それはデフォルトの状態でのことであって、「Beans」の惚れ惚れする拡張性、そして柔軟性を自分のものにしてしまえば、「Stinger」と「Simplicity」をしのぐSEO的に有利な構造を手に入れられる事でしょう。
このサイトも魔法のように数える程のコードをfunctions.phpに付け足しただけで、schema.orgのBlogpostの構造に準拠させることができました。それは、また後日、別投稿で書いていきますね。
癖はあるけど、慣れたらもうどうにも止まらない「拡張性・柔軟性」!!
みなさん、はじめに紹介した「Genesis」という有料のフレームワークをご存知ですか?日本国内では「SEOに強い!」と言われてる有名どころなテーマとして「Stinger」や「Simplicity」がよく取り上げられていますが、海外では一番に出てくるのが「Genesis」でしょう。
「Genesis」については詳しく触れませんが(各自で調べて見てね)、このフレームワークの特徴はSEOの内部構造もそうですが、何と言っても「拡張性」と「柔軟性」ですが、「Beans」は、「Genesis」と設計思想が非常に似ていますが、「Genesis」ほど癖もなく、1、2日勉強すれば習得できるレベルです。
今ここで、全てを説明するのは難しいし、みなさんに説明しきれるほどの説明能力を私は有していないので、とりあえず、下記のリンク先で「Beans」のカスタマイズ方法を見ていただければと。
この上記の記事が、現在、日本語で詳細に「Beans」について解説されている唯一の記事だと思われます。一読すれば、きっと「Beans」の魅力に引き込まれることでしょう。
まとめ
私も今まで、数え切れないほどWordpressでサイトを構築して来ましたが、これほど惚れてしまうようなフレームワークには出会ったことがありません。しかし、日本語のドキュメントがほぼ皆無な事もあってか、日本では全くと言っていいほど普及していません。ですので、このサイトで、微力ながら「Beans」フレームワーク普及の手助けができればと思います。
以上!!